3月26日操業開始する北海道新幹線、現時点では予約は1/4と低水準。停車駅の問題も?

北海道まで4時間、高まる(はずの)期待、低迷する予約率

北海道新幹線開業まで残すところ3週間を切りました。新幹線という快適な移動手段でも北海道まで4時間という凄まじい高速化ですが、意外と開業9日間の間の席の予約状況は良くないようです。

最大予約座席数に対して1/4、25%程度にとどまっているとされ早くも苦戦が予想されています。2015年の第二四半期で100億強の赤字を出したJR北海道としては泣きっ面に蜂といっても良いほどの結果です。

電車と運行する際には、営業係数と呼ばれる指標が存在します。乗車賃100円あたりどれだけのコストがかかっているのかという指標ですが、なんとJR北海道はこの係数が非常に悪い(=100円あたり100円以上のコストがかかっている)路線を相当数抱えているのです。

もちろん国からの援助もあるのでJR北海道が潰れるということはそうそうないものの、経営陣としてはなんとしても北海道新幹線を成功させたいとの思いが強いでしょう。

予約率が低迷していることについてはそこまで不思議ではなく、関東圏に住む人にとって北海道は”特段の理由なく”ぶらっとよるような場所ではないことが挙げられます。それなら軽井沢や伊豆、遠出しても北陸とかでいいや、みたいな。

いくら4時間座るだけで着くとはいえ、行き先は北海道。週末にぷらっと、というレベルではありません。ですので長期の休みの前などに新幹線の予約が殺到し、普段はあまり使われることがない危険性があります。

東海道新幹線などビジネス需要などを取り込めていますが、北海道新幹線に同じ効果は期待できません。よって、一般人に何らゆかりのない3/26という日付の開業では予約率が低迷しても不思議ではないでしょうね。

停車駅も結局札幌まで開通していないということで、あまり旨みがありません。函館市は確かに良い場所ですが、北海道といえば札幌。

ダイレクトに札幌にいけなきゃ意味がない!と考える人も少なくありませんし、現在の計画では新函館から札幌までの開通は2030年などと言われています。遠い話です。

いずれにしても北陸新幹線の二の舞にならないよう、緊張感を持って開業にあたってほしいものです。